だるかぶ
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香川県高松市鬼無町。盆栽の街として知られるこの場所に、とんでもない歴史を持つうどん屋さんがあると聞き、ついに初訪問してきました!

その名も「ヨコクラうどん」です!
駐車場到着ッ!
お店は鬼無町にあります。スーパーカブで国道11号線を西へ、177号線を北へ進みます。バイクなので難なく通れましたが、自動車だと結構狭い道なので別のルートが良いかもです。
住宅街の中にいきなり店舗が現れる感じでびっくりしました(笑)

駐車場に到着。店舗前にアスファルトの広い駐車場があるのですが、奥にも砂利を敷き詰めた駐車場があります。ちょっと駐輪場が分からなかったので車の邪魔にならない所にひっそりとスーパーカブを駐車しました。

なんと江戸時代末期(170 年以上前!)の創業で、香川県内でも最古級の歴史を誇る名店です。

店舗を横から見るとレトロな看板とアートが融合する不思議な空間が広がっていました。

入口には歴史を感じる木の看板が!それでは、暖簾をくぐって入店します。
ここは本当にうどん屋さん?
ガラガラと引き戸を開けると、そこはもう別世界。

歴史を刻んだ黒光りする太い梁(はり)に、趣のある古民家の造り。

と思いきや、見上げればそこには鮮やかな現代アートが!
すると、いかにも画家風でスーツの渋い男性がスッと現れ、「いらっしゃいませ。どうぞ、ゆっくり絵もご覧ください」と、優しく声をかけてきました。
この方は、うどん屋さん?アーティスト?それとも一般客?
話を聞いてみると、絵の作者さんでした!
うどんを待つ時間にアート鑑賞なんて、なんて粋な計らいなんでしょう。

さらに立派な雛飾りまで展示されていて、「ここは本当にうどん屋さん?」と一瞬戸惑うほどのギャラリー感です。
五代目店主の「神対応」に胃袋を掴まれる
「うどんはどこで注文するん?」注文口がわからずオロオロしていると、注文口は隣の棟みたいです。

入ってきた北側の建物から、南側の店舗に移動します。砂利敷の小道がオシャレ。

店内はすでに大勢のお客さんが!こんな感じで賑わっています。
初めての来店なので、少しドキドキしながら注文口へ。

そこで迎えてくれたのは、ヨコクラうどん五代目店主の横倉英城(よこくら ひでき)さん。
優しい感じで「どのおうどんにします?」と対応してくれました。
いつも、ヤグタウンさんの YouTube 動画のエンディングでギターをかき鳴らしながら歌っている様子を見ていたので、アーティスト気質で「怖い人だったらどうしよう」と勝手に心配していました(笑)

横倉さん対面で舞い上がってしまったため注文を忘れてました(笑)
今回もシンプルに、かけうどん小(350円)、とり天(150円)をチョイス!揚げたての天ぷらがズラリと並ぶカウンターの誘惑、あれは反則ですね。

レジで代金を支払い、うどんを受け取ります。

奥のザルで10秒うどんを温めてほぐし、手前のかけ出汁をお玉で丼に注ぎます。

トッピングはこんな感じでした。ネギが不足しているらしく、私が帰る頃には「ネギ無いんな?」という質問が殺到していました。

セルフサービスのお冷を取って、空いている席に腰掛けます。相席上等。
「剛麺」の真逆をいく、究極の優しいうどん
さて、肝心のうどんですが、これがまた衝撃でした。

讃岐うどんといえば「コシ命!バキバキの剛麺!」というイメージが強いですが、ヨコクラさんの麺はその真逆。
口当たりがとても優しくて、ふんわり柔らかいんです。

出汁をたっぷり纏った麺が、喉をスルリと通り抜けていく。
「あぁ、これは毎日食べられるやつだ…」と確信しました。

強烈なインパクトで勝負するのではなく、ずっと生活に寄り添ってくれるような安心感。とり天のサクサク感とのコントラストも最高で、あっという間に完食です。
うどん屋あるある「ソース」はどれだ?
オプションの天ぷらは「とり天」をチョイス。ちなみにソース派です。

サクサクで美味しそうな「とり天」を食べようとした時、問題が起こりました。

卓上に置かれた3つのボトル。ウスターソースはどれだ?
最初は匂いで判断しようと思ったのですが判別できず。仕方がないのでとり天に少しだけかけて、味で判断する方法をとりました。
江戸時代末期から続く「ソースどれだ?」問題に終止符を打つべく、結果をここに発表します!

エントリーナンバー①。ボトルに「広瀬醤油」と書いてある、いかにも醤油らしいボトル。結果、しょうゆでした。そのまんまやないかーい!(笑)

エントリーナンバー②。ラベル無しのいかにも洋風でモダンなボトル。とり天に少しかけて食べてみると、醤油ベースで甘さを感じる味。おそらく「ぶっかけしょうゆ」かと。

エントリーナンバー③。うちの家にもあったようなよく見るボトル。ラベル無しです。とり天に少しかけて食べてみると分かりました。
「おまわりさん、犯人はこいつです」こいつがウスターソースでした。
重要な情報ですので、この記事のブックマークをオススメします。(笑)

迷いなくウスターソースをドバドバかけて、とり天を完食ッ!
さらば「ヨコクラうどん」また会う日まで
絶品讃岐うどんを堪能し、名残惜しいですがお別れの時がきてしまいました。退店です。

入口の柱にはステッカーがびっしりと貼られていました。
最後にトイレをお借りしようと奥へ向かったのですが、ここでさらに驚きが待っていました。
トイレへ続く廊下を進むと、パッと視界が開け、手入れの行き届いた美しい中庭が目の前に!

清潔感あふれる空間から眺める新緑と静寂に、思わず「おぉ…」と声が漏れてしまいました。

こんな和室もありました。ひょっとして、ここでも食事できるの?

レトロモダンな照明。

なぞの空間。

めっちゃオシャレなトイレでした。引き戸が少し重かったけど。
うどんの味はもちろん、建物の隅々まで行き届いた「おもてなし」の心。100年以上も暖簾を守り続ける理由が、この中庭ひとつとっても伝わってくるようでした。
感想:また「ただいま」と言いたくなる店
初めての訪問でしたが、帰り道にはもう「次はいつ行こうかな」と考えてしまうほど。

歴史、アート、そして店主さんの優しさ。そのすべてが絶妙なスパイスとなって、最高の一杯を作り上げていました。
皆さんも高松に来たら、この「優しさ」をぜひ体感してみてください!
ヨコクラうどん店舗詳細情報
- 場所:香川県高松市鬼無町鬼無136-1
- 営業時間:8:00〜14:00(玉切れ終了あり)
- 定休日:木曜日
- 駐車場:あり(15台)
現場からは以上です。それでは、またッ!!!
だるかぶ

