どうもー!香川の激ウマ讃岐うどんを毎日ズルズルすすりつつ、週末になれば県内の知られざるディープスポットや哀愁漂う歴史遺構を求めて元気に駆け巡っている地元ご当地ブロガーです!
今回突撃してきたのは、香川県さぬき市志度、大串半島の美しい海岸線にひっそりと取り残された『海釣り公園跡地』ですッ!!

かつては大勢の太公望たちで賑わった有料海釣り施設だったものの、施設の老朽化に伴い2001年(平成13年)に惜しまれつつ閉園。その後は無料開放されている……のですが、閉園から20年以上の歳月が流れ、波風と経年劣化による崩壊がジワジワと進行中!「いつ完全立ち入り禁止になってもおかしくないのでは!?」という噂を聞きつけ、まだ歩ける今の姿を目に焼き付けるべく急行してまいりました!
サビだらけの防波堤スライダー(手すり消失!?)から、巨岩が転がるスリル満点の廃遊歩道、そして山頂広場にそびえ立つ高さ7mの巨大観音像まで、熱量マシマシ&ユーモアたっぷりにレポートしていきますよ〜!!
▲ 場所はこちらです!
現地には現在使用できるトイレが一切ありませんので、車で約1分の高台にある『さぬきワイナリー』さんの駐車場トイレをお借りしてから突撃するのが鉄則ですよ〜!
第1章:トンネルの先は別世界!朝の海釣り公園跡地へ潜入

▲ 駐車場に到着!何やら土がこんもりと盛られていて、すでに通常営業の公園ではないただならぬ雰囲気を漂わせています。

▲ 駐車場の奥へと進むと、山肌をくり抜いたコンクリートのトンネルが出現!このトンネルをくぐり抜けて海辺の『海釣り公園跡地』へと向かいます。

▲ 薄暗いトンネルの出口の向こうに、キラキラと輝く瀬戸内海の青い水平線が見えてきました!まるで異世界へのタイムトンネルを抜けるようで、めちゃくちゃ胸が高鳴ります!

▲ トンネルを抜けてすぐの場所にあったはずの管理棟は……なんと完全に解体されて綺麗サッパリ更地になっておりました!「あわよくば味のある廃墟管理棟を拝めるか…!?」と期待していた廃墟マニアとしてはちょっぴり残念!(笑)安全対策が進んでいる証拠ですね。

▲ 一方、屋外の手洗い場スペースはそのまま残されていましたが、水道管も蛇口もバッチリ朽ち果てており、時代の流れを物語っています。
第2章:手すりはどこへ!?朝日に染まる防波堤アタック

▲ 海に向かって突き出た大きな防波堤(釣り桟橋)があるので、まずはそちらへ行ってみることに!

▲ 海沿いに舗装されたアクセス路をトコトコと進みます。

▲ 足元に目をやると、潮風の塩分で金属製の手すりが真っ赤に錆びてボロボロ!所々でもはや手すりそのものが根元からポッキリ消失してしまっています。よそ見しながら歩くと海へダイブしてしまうので要注意!

▲ 錆びた鉄橋を慎重に渡っていきます。

▲ ちなみに現地に到着したのは、まだ誰もいない清々しい「朝の6時」!水平線から昇ってきたばかりの朝日が海面に反射して、眩しゅうございます!!早起きは三文の徳ですね〜。

▲ 防波堤のメインデッキに到達!海風がスーッと通り抜けて開放感は抜群です。

▲ 一番奥の先端部分へぐんぐん進んでいきます。

▲ 先端の足元に転がっていた謎の物体。生簀(いけす)や桟橋を係留していたブイ(浮き)の名残でしょうか?現役時代の設備がポツンと残されている姿に哀愁を感じます。
第3章:巨岩落下に足がすくむ!スリル満点の海岸遊歩道
防波堤を後にして、続いては海岸沿いに整備された遊歩道エリアへと足を踏み入れてみます!

▲ 一旦砂浜まで戻り、崖沿いに伸びる遊歩道へ突入!

▲ 途中に『師楽遺跡(古代製塩場跡)』の解説看板を発見!なんと古墳時代から平安時代にかけて、ここで土器を使った塩作り(藻塩焼き)が行われていたのだそう!古代讃岐の歴史ロマンあふれる由緒ある海岸なんです。

▲ 海岸線に沿ってコンクリートの遊歩道が奥へ奥へと伸びています。

▲ 海の地形に合わせて、道がダイナミックにくねくねと蛇行しています。

▲ ……がッ!!進むにつれて雲行きが怪しくなってまいりました!山の斜面が所々で土砂崩れを起こしており、土砂が遊歩道になだれ込んでいます!これはなかなか危険な香りがプンプンしますよ……!

▲ 落石に注意しながら、さらに奥へと歩を進めると……

▲ ドーーーンッ!!とんでもない巨大な岩石がコース上に直撃落下しているじゃないですか!!
直撃したらひとたまりもない巨岩に思わず息を呑みます。自然のパワー、恐るべし……!

▲ おぉッ!!そしてついに海側の安全柵・手すりが完全に消失したデンジャラスゾーンに突入!!すぐ下は波打ち際の岩礁地帯……高所恐怖症にはたまらないスリルに膝がガクガク震えます!(笑)
第4章:断崖の上に鎮座!高さ7mの『長ぞわい観音』と幕末の砲台場跡
スリル満点の海岸道を抜けると、山の上へと続く階段を発見!

▲ 「この上には一体何があるんだ……!?」と好奇心が抑えきれず、階段を登ってみることに!

▲ 海辺の景色から一転、生い茂る木々の森の中へと分け入っていきます。

▲ 階段を登りきると、木々に囲まれた見晴らしのよい高台の広場へ出ました!
そして広場の中央で、海を見つめて静かに佇んでいたのが……!!

▲ どどーーん!!白く神々しい巨大立像『長ぞわい観音(ながぞわいかんのん)』様です!!
海上交通の安全と豊漁・大漁を祈願して建立されたもので、その高さはなんと堂々の7メートル!!間近で見上げると圧倒的な迫力と慈愛に満ちた表情に、思わず背筋がスッと伸びて手を合わせました。

▲ 朝日を浴びながら瀬戸内海峡の船行きをずっと見守り続ける、凛々しくも美しい後ろ姿。絵になりますね〜。

▲ 案内板によると、この広場一帯は幕末期に黒船の来航に備えて高松藩が築いた『砲台場跡』でもあったのだそう!海の交通要衝として、いつの時代も重要な役割を果たしてきた歴史の深さを実感できます。
まとめ&訪問時の注意点
閉園から20余年が経ち、自然へと還りつつある香川県さぬき市の『海釣り公園跡地』。
朝日に照らされた瀬戸内海の美しさと、朽ちゆく防波堤や巨岩のダイナミックさ、そして高台にそびえる長ぞわい観音の荘厳さが混ざり合った、知る人ぞ知る極上のノスタルジースポットでした!
ただし、記事の写真の通り足元の手すり破損や崖からの落石・土砂崩れが非常に多く危険な箇所があるため、訪問される際はサンダルではなく滑りにくい靴を履き、頭上と足元の安全を最優先に十分警戒して散策してくださいね〜!(いつ完全封鎖になっても不思議ではない状態ですので、見学はお早めに!)
スポット情報
- 名称: 海釣り公園跡地(長ぞわい観音/師楽遺跡)
- 場所: 香川県さぬき市志度小田(大串半島東岸)
現場からは以上です。それでは、またッ!!!


