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【香川建築めぐり】世界のタンゲが手掛けた昭和レトロの最高峰!高松市『県営一宮団地』のオシャレすぎる造形美を探訪

だるかぶ

サンダルでスーパーカブ乗りの『だるかぶ』です!
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うどん県香川の魅力は、うどんだけにあらず!
実は香川県、世界的な建築家・丹下健三(たんげ けんぞう)氏の手掛けた名作建築がゴロゴロ転がっている「建築ファン狂喜乱舞の聖地」でもあるのです!

香川県庁舎本館や香川県立体育館(船の体育館)などが有名ですが、今回はちょっとマニアックかつ生活感とアートが融合した隠れた名作、高松市にある『香川県営住宅一宮(いちのみや)団地』へ潜入してまいりましたッ!

▲ 場所はこちら。ことでん一宮駅からもほど近い、静かな住宅街の中に突如としてあらわれるデザイナーズ空間です!

香川県営住宅一宮団地中央部:歴史の重みと哀愁漂う核心部

まずは団地の中央部から探検スタートです!

中央部案内板

▲ 中央部の全体案内板。年季の入ったフォントが昭和の香りを漂わせています。

県営一宮団地の石柱

▲ 団地の入口には、どっしりと構える『県営一宮団地』の重厚な石柱!「ここから先は丹下ワールドだ」という威厳すら感じさせます。

一宮団地竣工記念の石碑

▲ 奥に進むと『一宮団地竣工記念』の立派な石碑を発見!裏面には貴重な完成当時のエピソードやスペックが刻まれているはず……なのですが、チキンな筆者は住人の方の視線を気にして遠慮し、撮影断念!チクショウ、次こそは…!

児童公園と集会場

▲ 団地の中央にはノスタルジックな児童公園。右奥に見えるのが集会場です。

集会場入り口

▲ 集会場の入り口。かつてはここで地域の自治会や子供会のイベントが行われ、笑い声が溢れていたのでしょうねぇ。

香川県営住宅一宮団地南部:デザインセンス爆発!これ本当に公営住宅!?

続いて南部エリアへ移動してみましょう。ここから丹下健三氏の真骨頂とも言える「変態的(褒め言葉)デザイン」が牙を剥きます!

南部案内板

▲ 南部エリアの案内板。各棟の配置がすでに独特です。

モダンなデザインの住宅

▲ 見てくださいこの外観!「これ本当に日本の昭和の県営団地ですか!?」と問いただしたくなるほど洗練されたモダンデザイン!

青空と団地

▲ 青空に打ちっぱなしのような造形が良く映える!お天気も素晴らしく、最高の散策日和です。

1階と2階の構造

▲ 立体的なアプローチ構造。1階と2階で居住スペースやアクセスが絶妙に分離されています。

改修前と改修後の比較

▲ 左が改修前、右が改修後の住宅。時代の波に合わせてリノベーションされながら大切に使われているのが分かります。

敷地内の雰囲気

▲ どこを切り取っても絵になる!昭和レトロと先鋭的デザインが同居した素晴らしい雰囲気。

そして、南部エリアの目玉といえばこれ!団地マニア垂涎の「スターハウス」です!

5階建てのスターハウス

▲ 上から見るとY字型(星型)の形をした「スターハウス」と呼ばれる5階建ての棟が2棟鎮座しています。全室角部屋という夢のような構造なんですよ!

空室となったスターハウス

▲ こちらの棟は、どうやら現在はもう人が住んでいない模様……。静かに佇む姿に一抹の寂しさが漂います。

駐車場隣接パターン

▲ 車社会の香川県らしく、住居のすぐ隣に駐車場が隣接している便利な配置パターンもありました。

すべり台と雲梯

▲ 6棟のすぐ隣には、どこか懐かしいすべり台と雲梯(うんてい)が。童心に帰って遊びたくなりますが、大人が一人で遊んでいると通報されかねないので我慢!

香川県営住宅一宮団地北部:ドット文字と複雑怪奇な迷宮構造!?

最後に北部エリアを探索してみましょう。ここではさらに丹下建築の細部へのこだわりが光ります。

北部案内板

▲ 北部案内板。広大な敷地にたくさんの棟が並んでいます。

斜めのデザイン

▲ 建物の端に見える、このダイナミックな「斜めライン」のデザインが最高にカッコいい!( ・∀・)イイ!!

緑に囲まれた建物の外観

▲ 敷地内は緑が生い茂っており、コンクリートの美しさと自然が見事に調和しています。

1棟4世帯の住宅

▲ 1棟につき4世帯が入居できるよう作られたタウンハウス形式の建物。

ドット文字の棟番号表記

▲ 壁面に刻まれた棟番号表記。いちいちオシャレな8ビット風のドット文字!レトログラフィック好きにはたまらんこだわりです。

団地の風景

▲ ノスタルジックな景観。夕暮れ時に来たらもっとドラマチックで綺麗なんでしょうねぇ。

1階と2階のドア

▲ 階段や通路が複雑に入り組み、1階と2階にそれぞれ入口のドアが見えます。

複雑な通路

▲ デザイン性が高すぎて、これ、慣れないうちは酔っぱらって帰ってきたら自分の家がどれだか絶対に分からなくなりそうですね(笑)。

北部のスターハウス

▲ 北部エリアにもスターハウスが存在感を発揮しています。

居住中のスターハウス

▲ こちらのスターハウスには、現在も実際に居住されている方がいらっしゃるみたいです。

一部居住中の建物

▲ こちらも一部のお部屋には明かりが灯っており、現役の住居として活躍中。

立入禁止の建物

▲ 一方で、こちらは完全に老朽化のため立入禁止となっていました。時代の移り変わりを感じさせます。

自転車置き場

▲ 団地になくてはならない自転車置き場。

草に覆われた自転車置き場

▲ こちらはすっかり雑草に覆われて自然に返りつつある自転車置き場。時の流れが生み出すアートですね。

車輪止めの傾斜

▲ バイクや自転車を停める車輪止めのスロープ。傾斜がかなり緩やかに設計されているのが地味に気になります(笑)。

まとめ

昭和の日本の建築技術と、巨匠・丹下健三氏の熱いデザインスピリッツが詰まった「一宮団地」。建築ファンなら一見の価値ありの素晴らしいスポットでした!

※現地へ訪問される際の大切なお願い
現地へ行った私が言うのもなんですが、こちらの団地には現在も静かに生活されている住民の方がたくさんいらっしゃいます。訪問・見学される場合は、大声で騒がない、住居内をのぞき込まないなど、プライバシーやマナーに十分配慮したうえで静かに鑑賞してくださいね!

現場からは以上です。それでは、またッ!!!

スポット情報

  • 施設名:香川県営住宅一宮団地
  • 場所:香川県高松市一宮町1328-11

だるかぶ

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