どうもー!香川の激ウマ讃岐うどんを毎日ズルズルすすりつつ、うどん県内の有名観光地から知られざるディープな歴史遺構・廃墟スポットまで果敢に駆け巡っている地元ご当地ブロガーです!
新屋島水族館や「やしまーる」が誕生し、近年ますますオシャレに観光地整備が進む高松のシンボル「屋島山頂」!
そんなキラキラと賑わう観光エリアから少し足を伸ばした一角に、まるで時が昭和・平成初期で完全に止まってしまったかのような、超ド級の“完熟廃墟”がひっそりと鎮座しているのをご存知でしょうか……!?
そう!今回突撃してきたのは、かつて政府登録国際観光旅館として多くの観光客や修学旅行生で賑わい、時代の波とともに2002年に閉館した『ホテル甚五郎(じんごろう)』です!!
▲ 場所はこちらです!屋島スカイウェイを登りきった山頂エリアに位置しています。駐車場は広々とした屋島山頂の有料駐車場(普通車300円)を利用して徒歩で向かいました!
閉館から20年以上が経過し、大自然の侵食と風化が進むその姿はまさに現代の遺跡!外周から安全に観察しつつ、眼下に広がる瀬戸内海の超絶パノラマとのギャップを、熱量マシマシ&ユーモアたっぷりにレポートしていきますよ〜!!
第1章:看板だけは現役感!?突如あらわれる巨大旅館の威容
遊歩道を歩いていくと、木々の合間から突如として巨大な建物が姿を現します!

▲ まず目に飛び込んでくるのがこちらの案内看板!「政府登録 国際観光旅館 ホテル甚五郎」の文字が誇らしげに掲げられています。驚くことに、看板自体は色あせも少なくまだまだピカピカで現役のような美しさをキープしています!

▲ ……がッ!!看板とは裏腹に、背後にそびえ立つホテル本館の建物は凄まじいレベルで朽ち果てております!!
歴史を紐解くと、創業は昭和35年(1960年)。瀬戸内海を一望できる絶景ホテルとして一世を風靡したものの、観光客の減少などにより2002年に惜しまれつつ閉業。訪問時点で閉館から実に21年もの歳月が流れ、完全に時が止まっています。
第2章:割れたガラスと残された生活感…外周から見る内部
※敷地内への無断立ち入りは大変危険かつ厳禁ですので、公道の遊歩道・外周から安全に見学しています!

▲ 潮風と風雨、そして経年劣化の影響か、客室やロビーの窓ガラスはほとんどがバリバリに割れ落ちてしまっています。自然の力の凄まじさを実感……!

▲ 外から客室の内部をそーっと覗き込んでみると……畳の部屋に旅館の敷布団がそのまま残されていました。まるで昨日まで宿泊客が泊まっていたかのような生々しい生活感が漂っていて、背筋がちょっぴりゾワゾワしてきます!

▲ こちらは外から確認できた厨房・調理場スペース。棚や調理器具などの小物が床一面に散乱しており、当時の慌ただしさと閉館の瞬間を物語っているかのようです。
第3章:懐かしの昭和レトロ筐体と哀愁の正面玄関

▲ 玄関ロビー付近の薄暗がりの中に、見覚えのある箱型のシルエットを発見!なんと昔懐かしいゲームコーナーの「テレビゲーム(アーケードゲーム)筐体」がそのまま放置されているじゃないですか!
昭和〜平成初期の温泉旅館といえば、夜にみんなで浴衣を着てゲームコーナーで遊ぶのが定番でしたよねぇ……ノスタルジーが爆発しそうです!

▲ 正面入口の様子。途中までガタッと降りた状態で固まったシャッターが、なんとも言えない切なさと哀愁を漂わせています。

▲ 外壁の所々には、心ない侵入者によるスプレーの落書きも見受けられました。貴重な昭和の遺構だけにちょっぴり悲しい気持ちになりますね。
第4章:廃墟の裏に広がる「100万ドルの大パノラマ」!
朽ち果てた建物の不気味さに圧倒されつつも、ふと後ろを振り返ると……

▲ うおおおおっ!!見渡す限りのスーパー大絶景!!!
眼下に広がる青い瀬戸内海、行き交う船、そして遠くの島々……!「当時ここに泊まったお客さんは、部屋の窓からこの絶景を独り占めして歓声を上げていたんだろうなぁ」と、全盛期の賑わいに思いを馳せずにはいられません!この景色の美しさは今も昔も全く色あせていませんね〜。

▲ ちなみにホテルのすぐお隣にも別の建物が建っていました。こちらも廃墟化が進んでおります。
まとめ&見学時の注意点
屋島山上の片隅に静かに眠る、昭和の巨大国際観光旅館『ホテル甚五郎』。
朽ちゆくコンクリートの退廃美と、当時と変わらぬ瀬戸内海の大絶景が織りなすコントラストは、歴史の儚さを強烈に感じさせてくれる唯一無二のスポットでした!
なお、建物自体は老朽化が進んでおりガラスの飛散や倒壊の恐れがあるため、建物内への無断侵入は絶対に厳禁です!屋島観光やハイキングの道すがら、外の遊歩道から往時の面影を静かに眺めて楽しんでみてくださいね〜!
スポット情報
- 名称: ホテル甚五郎(旧・政府登録国際観光旅館 ホテル甚五郎跡)
- 場所: 香川県高松市屋島東町1784
現場からは以上です。それでは、またッ!!!


