香川県在住の Web ブロガーです!うどんのトッピングで例えるなら、ネギと天かすを盛りすぎて麺が完全に没没(ボツボツ)で見えなくなった状態……そう、うちのブログの「タグ」がまさにそれでした!
ブログを長く育てるのは素晴らしいことですが、長年の運営で「思いついた単語をノリで追加」し続けた結果、タグの数は怪獣のように膨れ上がり、読者はおろか管理者である自分ですら迷子になるカオス空間が完成していたのです。
今回は、note のハッシュタグを WordPress へ統合したことをきっかけに、AI(ChatGPT)を相棒に迎えて挑んだ「WordPress タグ大爆破&超絶整理作戦」の全貌をお届けします!
なんと初期カウント 4,141 個 から、怒涛の仕分けを経て最終的にはなんと 21 個 へ!
「数を減らせばハッピーエンド」とはいかない泥臭い落とし穴(地名タグの付け漏れ大捜索など)も含め、Web プログラミングや SEO の補足知識もマシマシで深掘り解説していきます!
激炎上!?note から WordPress へハッシュタグを大移住させた結果…
事の始まりは、note で書いていた記事を WordPress に一本化する引っ越し作業でした。
「せっかくなら note で付けていたハッシュタグも、全部 WordPress に持ってきて引き継ごう!」と思い立ったのが運の尽き(笑)。
まず note の記事と WordPress の記事を 1 対 1 で結びつける対応表を作成。実に 2,420 記事分のデータを突き合わせ、note 側の公開ハッシュタグを取得しました。その結果、2,413 記事でタグが発掘され、7 記事はノータグ状態であることが判明。
ここからの登録作業には、WordPress の「REST API」を活用しました。
REST API とは、外部のプログラム(Python など)から HTTP 通信を経由して WordPress のデータベースを操作できる超便利な仕組みです。今回は「アプリケーションパスワード」を発行して認証を通し、タグの新規生成と記事への自動紐付けを一括処理しました。
しかし、一括処理は一歩間違えればデータベース壊滅の惨事になりかねません。
うどん出汁の味付けくらい繊細な注意が必要なため、以下の厳格な安全ルールを設定しました。
- 記事の本文・タイトル・カテゴリーはミリ単位でも絶対に変更しない
- 下書き状態の記事を誤って「公開」ステータスに変更しない
- 処理実行前と実行後でデータベースのレコード数を完全照合する
まずは 5 記事だけでテスト実行し、挙動に問題がないことを入念に確認してから本番の一括処理へ。
無事に一括登録が完了!……したのですが、管理画面のタグ一覧を開いた瞬間、私は自分の目を疑いました。
画面に躍り出たタグの総数、なんと **4,141 個!!**
讃岐のうどん屋の全メニューを合体させたってこんな数にはなりません。「ギター」「Guitar」「guitar」「ギター初心者」……似たような表記揺れや、たった 1 記事でしか使われていない孤独なタグが山盛り状態。完全にタグのゲシュタルト崩壊を起こしていました。
4,141 個のタグを 21 個に超・断捨離!「カオスなタグ」を一網打尽にした分類ロジック
ここからが ChatGPT(AI)とのタッグによる断捨離フェーズです。
まず、データベースを圧迫していた「使用数が 1 件しかない超マイナータグ」2,910 個を一括でシュレッダーへ投入!これだけでもずいぶんスッキリしましたが、まだまだ甘い。
残ったタグについても、細切れになった概念を大きな「親分タグ」へ統合していく作業を行いました。
具体的には、以下のような大括り化(タクソノミーの抽象化)を実施しています。
| 整理前のカオスなタグ群 | 統合先の親分タグ |
|---|---|
| Music、ギター、バンド、ライブレポ | 音楽 |
| 100 均、ダイソー、セリア、キャンドゥ | 百均 |
| WordPress カスタマイズ、WordPress プラグイン、テーマ開発 | WordPress |
| Web デザイン、HTML、CSS、JavaScript、PHP | ウェブ開発 |
| セミナー、勉強会、イベント参加記など | 最終的に「ウェブ開発」へ集約 |
ここで重要な Web サイト設計の考え方(SEO・UI の視点)があります。
「WordPress のプラグインについてだけ読みたい」という局所的なニッチ検索に対応する設計もアリですが、タグが数千個もあると Google のクローラーも回遊しづらく、サイト内検索の評価が分散してしまいます。
今回は「ブログ全体を大まかに横断・回遊してもらう」ことを最優先し、カテゴリー(縦の階層構造)と被るタグを廃止。タグは「横断的なテーマ」に特化させました。
ただし、「サーバー」のように文脈によって意味が分裂するタグには苦戦しました。
「レンタルサーバー(Web 開発系)」の話もあれば、「家庭内 NAS や Mac のファイル共有(ガジェット・インフラ系)」の話もあります。これらを機械的に一律統合すると読者を裏切る結果になるため、AI に本文の文脈を解析させながら手動で適切なタグへ振り分け直しました。
香川県民のこだわり!地名タグは「@」と「area-」で讃岐仕様に完全統一
当ブログは香川県の美味しい讃岐うどん店、観光スポット、ツーリング記事が目玉コンテンツのひとつです。
ローカル情報を求めて訪れる読者のために、地名に関するタグだけは特別なルールで設計し直しました。
通常のテーマ別タグ(「音楽」「百均」など)とひと目で区別できるよう、地名タグの先頭にはすべて **「@」** マークを付与!さらに、URL の末尾になるスラッグ(URL 名)には **「area-」** というプレフィックスを付けるルールに統一しました。
| 表示用タグ名 | URL スラッグ(URL 識別子) |
|---|---|
| @香川県高松市 | area-kagawa-takamatsu |
| @香川県丸亀市 | area-kagawa-marugame |
| @香川県琴平町 | area-kagawa-kotohira |
| @県外 | area-outside-kagawa |
香川県内は「高松市」「丸亀市」「琴平町」といった市町単位で細かく分類。
一方で、たまのお出かけで書いた県外の旅行記(81 記事)は「@県外」という大胆なバケツにドサッとひとまとめに整理しました!
スラッグを統一しておくことで、将来的にアナリティクスでアクセス解析をする際にも「URL に area- が含まれるページの閲覧数」を正規表現で一括抽出できるようになるという、地味ながら強力な SEO・分析上のメリットも生まれます。
ここが落とし穴!「削りすぎた後の地名タグ付け漏れ」69 件との泥臭い戦い
タグを 21 個まで極限削ぎ落とし、「よし!完璧に整ったぞ!」とドヤ顔でうどんをすすっていた私ですが、ここで大問題が発生します。
過去記事を見直してみると、せっかく美味しいお店や公園を紹介しているのに、地名タグがサッパリ付いていない「タグ抜け記事」が大量に転がっていたのです!
そこで急遽、公開中の 2,432 記事全てのタイトルと本文をプログラムで全件スキャン。
店舗の住所表記、イベント開催地、ツーリングの目的地などを AI も駆使して洗い出し、最終的に **69 件の記事へ地名タグを新規追加** しました。
丸亀市、善通寺市、琴平町、さらには小豆島の土庄町など、ローカル SEO に不可欠な地名タグをしっかり補填完了!
ただし、ここで AI 特有の「過剰反応」という罠がありました。
例えば、「高松を出発して大阪のユニバへ行った」という旅行記に対し、AI が「高松」という単語に反応して「@香川県高松市」のタグを付けようとしたのです。
また、ブログ記事のサイドバーにある広告文や、プログラミングの解説用例文に出てくる「東京都千代田区〜」のような無関係な文字列まで拾ってしまうケースも。
記事の「真のテーマ(開催地や目的地)」がどこにあるのかは、AI の機械的な単語マッチングだけでは判断できません。文脈を人間が読み解き、開催地が確定できなかった 3 記事はあえて「保留」にする決断をしました。
「使用数がゼロだから削除」「キーワードがあるから追加」という数値データだけの機械的判断では、本当に読者に優しいブログは作れない……と痛感した瞬間です。
AI に頼みながらも「意思決定」は人間様だ!Web ブロガーが語るタグ設計の極意
今回のタグ大掃除作戦、決して一直線のビクトリーロードではありませんでした。
API のタイムアウトで処理が途中でストップしたり、プログラムが「さっき人間が手動で消したタグ」を探しに行ってエラーでフリーズしたりと、トラブルの連続。
そのたびにデータベースのバックアップを確認し、どこまで処理が進んだかを照合する泥臭い作業の繰り返しでした。
記事の自動スキャンやスクリプト作成では ChatGPT が異次元の業務効率化をもたらしてくれましたが、「県外は思い切って 1 つにまとめよう」「WordPress 関連は独立させて残したい」といった**ブログの思想に関わる意思決定**は、人間にしかできません。
AI という優秀な助手を使いこなしつつ、最後のハンドルはブロガー自身が握る。このハイブリッドな攻め方こそが、これからの Web サイト運営の最適解だと確信しています。
現在、ブログのタグ一覧は信じられないほどスッキリし、読者にとっても回遊しやすい最高の状態に生まれ変わりました!
最後になりましたが、タグのスラッグを変更したことで「タグ一覧ページの URL」が既存のものから変わっています。旧タグページに直リンクを貼っている場合や外部からのインデックスがある場合は、SEO 評価を落とさないよう「301 リダイレクト」の設定や内部リンクの修正もお忘れなく!
せっかく綺麗になった 21 個のタグ。気を抜いて記事を書くたびに新しいタグを増殖させていたら、あっという間にまた 4,000 個へ逆戻りしてしまいますからね(笑)。
これからは「すでにある 21 個のタグの中でどう分類するか」を常に意識しながら、讃岐の風を感じる楽しい記事をお届けしていきます!


